住宅型有料老人ホームとは?メリットとデメリット

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住宅型有料老人ホーム

老人ホームにはさまざまな種類があります。その種類と特徴を知ることは、老人ホーム選びに欠かせません。

1.住宅型有料老人ホームの概要

住宅型有料老人ホームとは、その名前の通り、有料の老人ホームです。民間の企業が運営しており、比較的健康状態のよい人が入所できます。最大の特長は、「住宅型有料老人ホームの場合、介護スタッフは常駐していない」ということです。このため、介護が必要な際には、外部の介護サービスに依頼し、介護してもらうことになります。

2.住宅型有料老人ホームの費用

住宅型有料老人ホームに入居する場合にかかる費用について見ていきます。

2-1.初期費用

「民間の企業が運営している」というところからイメージすることができるかと思いますが、住宅型有料老人ホームは、基本的にはかなり高額であり、初期費用も発生します。初期費用は数十万円~数千万円とかなり幅が広く、施設ごとによって大きく異なります。

しかしながら、この「初期費用」は、入所後すぐに退所した、という場合などだと、未償却分として返還されることも多いようです。

2-2.月額費用

これも施設や状態によって変わるでしょう。ただ、それほど安くはなく、15万円以上はかかる、と考えておいた方がよいでしょう。

3.住宅型有料老人ホームの入所基準

住宅型有料老人ホームの入所基準は、「介護度が進んでいない」というところにあります。要支援~軽度の介護状態までが入所条件とされています。介護を受ける側としても、介護は外部に依頼することになるため、住宅型有料老人ホームに住み続けたまま介護を受けようとすると、費用が非常にかかる、という問題が起きます。このため、このような条件というのは、入所する側、される側ともに意味のあるものだと言えるでしょう。

4.住宅型有料老人ホームのサービス内容

上でも紹介しましたが、住宅型有料老人ホームの場合、介護スタッフが常にいるわけではありません。そのため「日常的な介護」「医療ケア(点滴など)」を期待することは、原則としてできません。ただし、医療ケアに関しては、取り扱っている施設もあります。

リハビリに関しては、すべての施設が完備しているわけではありません。基本的には、リハビリを受けるときというのは、介護と同じように、外部のサービスに依頼することになります。しかしながら、これも医療ケアと同じで、施設によっては対応していることもあります。

住宅型有料老人ホームでできるのは、主に、「生活全般のサポート」です。食事の世話や、洗濯などの身の周りのことがサービス内容として盛り込まれています。「見守り」もその対象のうちの一つです。

5.住宅型有料老人ホームのメリット・デメリット

住宅型有料老人ホームには、良い点もあれば悪い点もあります。メリットとデメリットを見ていきましょう。

5-1.メリット

後で詳しく触れますが、住宅型有料老人ホームの場合、レクリエーションのための設備が整えられていることが多いです。また、介護付きの有料老人ホームに比べるとお買い得です。介護が必要になっても、外部に依頼する、という形で、ある程度までは対処できます。

5-2.デメリット

しかし反面、この「ある程度」をすぎ、介護状態が進むと、入所を継続できなくなることもあります。また、民間施設であるからか、費用もかなり高く、お金に余裕がないと少し厳しいでしょう。

6.住宅型有料老人ホームの設備

住宅型有料老人ホームの場合、施設によって、ジムがあったりカラオケがあったりと、レクリエーションのための設備が用意されていることが多いです。そのため、入所者は、入所後に新しい趣味を見つけたり、今までの趣味を続けたりすることが可能です。これらは「どの住宅型有料老人ホームにするか?」ということを判断する判断基準ともなりますから、見学などに訪れたときにチェックするとよいでしょう。金銭面の確認も忘れずに。

7.住宅型有料老人ホームに入所するには?

ここからは、「住宅型有料老人ホームに入所するときのポイントや流れ」についてみていきましょう。

7-1.選ぶときのチェックポイント

上でも挙げたように、「設備の充実」は住宅型有料老人ホーム選びのポイントの一つです。雰囲気なども確かめられるため、一度と言わず、二度三度と見学しておきたいものです。
それ以外にも、「外部への介護以来はスムーズに行えるか」などもチェックしておきましょう。どこまで対応可能か、という点も忘れずに見ておきたいものです。

7-2.手続きの流れについて

入所の流れは、細かく見ていけば、施設ごとに違いがあることでしょう。ただ、全体的な流れとしては、

  1. 入所申込書の作成~提出・電話での相談
  2. 面談
  3. 見学
  4. 書類提出
  5. 決定

というものになるでしょう。事前にこの点も確認しておきましょう。

8.その他の介護施設との違い

ここまでは住宅型有料老人ホームの特長についてみていきましたが、混同しやすいサービスとの差異も確認しておきましょう。

8-1.介護付き有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームと混同しやすいものが、介護付き有料老人ホームです。ただしこの2つには、明確な違いがあります。住宅型有料老人ホームは基本的には介護は外部に依頼するものであるのに対し、こちらは施設内で介護が行えます。費用は住宅型有料老人ホームに比べて高いのですが、「介護度が進んでも住み続けられる」というメリットがあります。

8-2.サービス付き高齢者向け住宅

「サービス」という面から考えれば、サービス付き高齢者向け住宅も住宅型有料老人ホームもほとんど同じです。その違いは「広さ」にあります。

サービス付き高齢者向け住宅は「25㎡以上」という規定があるのに対し(条件によっては18㎡以上となる)、住宅型有料老人ホームの場合は「13㎡以上であればよい」となっています。施設にもよりますが、基本的には、住宅型有料老人ホームの方が、居住スペースは狭い、と考える方が自然です。

9.まとめ

住宅型有料老人ホームは、要支援~介護状態が軽い人向けの施設です。ただし、外部に介護サービスを頼むことができます。費用はかかりますが、入所難易度もそれほど高くありません。

介護付きの老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅と混同されやすいのですが、両者との差異を理解して、望ましいものを選びましょう。

参考:
http://kaigo.homes.co.jp/manual/facilities_comment/jutaku/
http://www.homemate-s.com/useful/grounding/yuryo_rh_02/
http://en-count.com/archives/yuryo7

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