認知症の人向けのグループホーム|安心の専門性

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認知症対応型グループホーム

認知症の人向けにつくられたグループホームについて見ていきます。

年を重ね、体も不自由になり一人で、もしくは同年代の夫婦だけで暮らすのが不安になると介護施設などで生活することを考えます。

しかし、施設によってはさまざまな入居条件があり、希望通りの施設に入居できないことも。特に認知症と診断されている場合、入居できる施設には制限があります。

そこで認知症の方に適した施設として、認知症対応型グループホームがあります。どのような施設なのか、紹介しましょう。

1.認知症対応型グループホームとは?

認知症対応型グループホームとは、認知症の方を対象にした、認知症に対する専門的なケアを提供する施設です。できる限り自立した日常生活を送ることを目的とし、食事や入浴などの日常生活のサポート、機能訓練などを行います。施設では、1つの住居に5~9人の利用者がスタッフとともに過ごします。

費用としては初期費用と月額利用料が必要です。施設の場所や設備などによって金額はさまざまですが、初期費用としては0~数百万円、月額利用料は15~30万円程度です。都心部に近いほど、高くなる傾向にあります。

施設形態としては、一軒家やアパート型、施設型などさまざまで、居室、浴室・トイレなどの共同設備、食堂、リビング、さらに機能訓練室などが設けられています。

1-1.グループホームではどのようなサービスを受けることができる?

共同生活においては、入浴や排せつ、食事、その他日常生活上の介護、機能訓練などが行われます。リハビリテーションやレクリエーションなどを行いながら、自立を目指したサポートをしてくれます。

認知症のケアは専門知識がないと難しいものです。誤った対応をすることで、認知症がますます進行してしまうことも。また、知識がないことでどう対応していいか分からず、コミュニケーションが不足することも、認知症を進行させてしまう原因の一つとなります。

専門のスタッフがいる認知症対応型グループホームでは、入居者の症状や能力などに応じて、料理や掃除などを行い、自立した生活を支援します。共同生活をすることで、自宅で過ごすように、アットホームな雰囲気の中で生活できるのが魅力です。

1-2.グループホームの入居条件は?

入居には条件があります。65歳以上で要支援2、または要介護1以上の介護認定を受けていること、施設と同じ自治体に住民票があること、となっています。施設によっても異なりますが、要介護支援2以上の認定を受けていれば若年性認知症でも入居が可能です。

また、医療施設などは充実していないため、医療ケアが必要になったり、認知症の症状が進行したりして一人で着替えや食事、排せつなどができなくなった場合は、退去しなければならないこともあります。

1-3.認知症対応型グループホームを利用するメリット

さまざまな介護施設や60歳以上の方を対象にした住宅がある中で、認知症患者に対応している施設は多いとは言えません。入居できたとしても、症状によっては退去となることがあります。

認知症の症状には、徘徊や独語、拒食や興奮、せん妄、不潔行為、不眠などといったものがあり、一見正常に見えても時として予想できない行動に出ることがあります。退去となる要因としては、暴れたり、大声を出したり、幻覚や思い込みなどによって入居者に迷惑をかけたり、トラブルの原因となったりして、共同生活は不可能、と判断されることです。

そういった可能性がある場合は、認知症対応型グループホームのような、専門的知識を持つスタッフがいる施設の方が安心して生活することができます。

専門施設では、少人数で親しい関係を作ることで、行動障害や生活上のつまずきを軽減し、心身の状態を穏やかにすることができるのです。家庭的な雰囲気の中で、日常生活を送ることで認知症の改善や防止を目指すのが、認知症対応型グループホームです。

認知症患者に対して専門スタッフが適切な関わりをすることで、混乱を軽減し、心を安らかに保つことができることは、認知症の改善において非常に大切なことです。

認知症対応型グループホームであっても、認知症の症状が重かったりすると入居が困難な場合もあります。しかし、実際に利用したら症状が緩和された、ということも考えられます。最初から無理だとあきらめずに、施設に相談してみるといいでしょう。適切なアドバスをしてもらえるはずです。

認知症の家族をケアするのは、身体的にも精神的にも大変なことです。特に徘徊などをするようになると、1日中付き添っていなければならない、ということもあります。認知症に対する専門的な知識がないと、どのように対応していいか分からず、それが認知症を進行させてしまうこともあるのです。

2.まとめ

認知症に対応したグループホームについて見てきました。

認知症対応型グループホームであれば、専門的知識を持つスタッフが適切な関わりをしながら、見守り、ケアをしてくれます。家族にとっても安心して任せることができますね。費用も安くはなく、施設の数も多くはありませんが、ご本人も家族も快適に安心して生活できるためにも、そういった施設を探してみるのも必要なことでしょう。

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