サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)での生活にかかる費用まとめ

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サ高住の費用

快適に安心して老後の生活をしたい、という希望をかなえるためには、介護サービスが充実し、長く住み続けることのできる住宅に住むことです。専門家のケアのもと、緊急時の対応などもしっかりしているところであれば、ご家族も安心ですよね。

しかし、そういった有料老人ホームは非常に高い費用がかかります。その点において、サービス付き高齢者住宅であれば、そこまで料金がかかることはありません。そうはいっても気になる利用料金。一体いくらくらいあれば安泰な老後を過ごせるのでしょうか?

サービス付き高齢者向け住宅で最初に払う金額は?

有料老人ホームでは高いところだと、数百万円や数千万円も用意しなければならないこともありますが、サービス付き高齢者住宅には、初期費用は0円というところもあります。ただ、すべてがそうではなく、なかには敷金がかかる場合も。礼金は徴収してはいけないことになっているので、かかるのは敷金のみ。家賃の2~6カ月という場合が多いようです。

また、支払い方法にも関係してくることですが、居住費の支払い方法には、月々支払っていく月払い方式と入居時に居住費やサービス利用料を一括、または一部を支払う前払い方式があります。入居期間によって支払い総額に違いが出たり、退去する場合の返還金などに違いが生じたりすることがあるので、しっかりと確認することが大切です。

月にどれくらいかかる?

月に支払う金額は基本的に次のような内容になります。

賃料……5万~10万円

賃料は地域の家賃と同じ程度の価格設定になります。都心部やアクセスのいい場所は高くなることが多いです。

共益費……2万~3万円

食堂やレクリエーション室など共有スペースが多いので、通常の賃貸住宅よりも高い傾向にあります。

水道光熱費……1.5万円程度

個室の場合は水道光熱費がかかります。個室でない場合は、共益費などに含まれていることが多いです。

食費……4万~5万円

食堂などを利用した場合にかかる金額です。通常は昼が300~500円、夜が500~1000円前後というところが多いです。自炊の場合は、自分で買い物をした分がかかります。

サービス支援費……2万~5万円

ケアの専門家が日中常駐し、居住者の安否確認と生活相談サービスを提供します。つまりサービス支援費とは、ほぼ人件費です。介護保険でカバーしきれないサービスを別途提供するというケースもあります。

介護保険費用……0~4万円

自立している人にはかからない費用ですが、要介護認定を受けている人が介護サービスを利用した場合は1割の自己負担が必要です。

医療費……1万円程度

サービス付き高齢者向け住宅は、介護・医療サービスについて外部と契約することが多いです。なかでも訪問医との契約が多く、月に2回ほどの検診で1割負担だと5,000円程度です。

オムツ代……0~2万円

オムツが必要になった場合はオムツ代がかかります。

このほか、レクリエーション代や理美容代、電話代、交通費などがかかります。

利用料金で注意したい点

月にかかる利用料金の中で特に注意したいのは、サービス支援費などサービスへの対価として支払う費用です。

基本的に介護保険の対象外となるサービスの費用や限度額を超えるサービスの費用は全額を負担することになります。自分が受けなければならないサービスが介護保険の対象となるかを確認するとともに、入居を希望するサービス付き高齢者向け住宅において、どのようなサービスに対して費用を払うのか、という点を確認しましょう。

サービス支援費は住宅によって考え方が異なるので、詳細をチェックしてみてください。

契約終了時にかかる費用

契約終了時に必要となる費用の一つに、原状回復費用があります。通常は、年月が経ったことに伴う劣化なので事業者が負担するものですが、入居者の過失や故意による汚れや破損などに関しては、費用を請求されることがあります。どのような場合に費用が発生するのか、契約時に確認することが大事です。

また、前払い方式の場合、入居期間などによって前払い金の一部が返還されないこともあります。事業者によって返還金の算出方法が異なるため、注意したいところです。一つ覚えておきたいのは、入居から3カ月以内に契約が終了した場合には、入居期間中の家賃や食費などを除いた全額が返還されることが、法律において決まっているということです。

有料老人ホームに比べて安いのが魅力のサービス付き高齢者向け住宅ですが、費用については事業者ごとに異なります。特に介護サービスの利用などにおいては、自分に合ったところを選ばないと必要のない利用料を支払ったり、かえって高くついてしまったりすることもあります。また、共有スペースが充実しているサービス付き高齢者向け住宅や設備や環境が整っている、部屋が広いなどといったところは利用料金も高くなる傾向にありますので、自分の希望と費用計画を考慮し、適切なサービス付き高齢者向け住宅を選ぶようにしてくださいね。

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